放送大学との単位互換制度

 先端工学基礎課程の学生は、「特別聴講学生」として放送大学の授業を履修できます。修得した単位は、本学の単位として認定されます。科目に関する制限、受講料、必要手続きに関しては、以下を御覧下さい。

■放送大学の概要(http://www.u-air.ac.jp/

放送大学は、本学と同様2学期制(第1学期4月~9月、第2学期10月~3月)になっており、各学期15週にわたって、15回(週1回、1回45分)、放送授業(テレビ又はラジオ)の視聴と印刷教材(テキスト200頁程度)により行われます。8週目の放送授業視聴が終わった段階で通信指導(レポート)を提出し、これに合格した者は15週の視聴終了後、単位認定試験を受けることができます。

■授業の受講方法

特別聴講学生は、放送大学に登録した科目を各自が自宅において視聴し、学習します。放送授業は、地上波(関東地域)、CATV(ケーブルテレビ)、CSデジタル放送で配信されています(放送を視聴する環境は各自で準備します)。なお、出願時に登録する学習センターのビデオテープ、オーディオテープを利用することもできます。

■履修できる学生

先端工学基礎課程に在学する学生であれば誰でも履修できます(休学中の者を除く)。なお、第1年次生(新入生)は出願時期の関係で、第2学期(後学期)からの履修になります。また、卒業年次生(主に4年次生)は、単位認定時期の関係で第1学期(前学期)のみの履修となります。

■履修期間

特別聴講学生の履修期間は、放送大学の一つの学期(半年)です。

■履修できる科目

放送大学のすべての科目(ただし、基礎科目を除く)。

■単位の認定等

(1)本学在学中に、放送大学において履修できる単位数は、30単位以内です。

(2)卒業に必要な単位として認められる単位数は、次の通りです。

  • ①人文社会科学科目として認定される科目
    放送大学の共通科目中の一般科目(人文系)及び一般科目(社会系)のすべての科目が、10単位を上限として認定される。
  • ②理工系教養科目として認定される科目
    放送大学の共通科目中の一般科目(自然系)のすべての科目が、2単位を上限として認定される。
  • ③上級科目として認定される科目
    放送大学の専門科目及び総合科目のすべての科目が、4単位を限度として認定される。
  • ④共通単位として認定される科目 
    放送大学のすべての科目(ただし基礎科目を除く)が、2単位を限度として認定される。
  • ⑤卒業単位として認定される合計単位数は、18単位以下です。
    卒業単位として認定される単位数を超えた授業科目については、自由科目の単位として認定されます。

■成績の評価

放送大学の成績判定は、次のとおり本学の基準に読み替えます。

区 分 放送大学評価 電気通信大学評価


○A(100点~90点) 秀(90点以上)
A ( 89点~80点) 優(80点以上)
B ( 79点~70点) 良(70点以上)
C ( 69点~60点) 可(60点以上)


D ( 59点~50点) 不可(60点未満)
E ( 49点~ 0点)

■履修費用

  • ・放送大学の授業を受講するためには、1科目(2単位)につき、11,000円が学生負担となります(入学料は、単位互換協定に基づき免除されます)。
  • ・授業料は授業開始前の所定期日までに納入しなければなりません。一旦納入した授業料はいかなる理由があっても返金されませんので注意して下さい。

■出願手続

  • ・履修を希望する者は、教務課で出願書類を受け取り、所定の期日までに手続を行って下さい。
  • ・出願手続は年2回各学期ごとに行います。出願書類は教務課でとりまとめ、教務課から一括して放送大学へ提出します。

■単位認定試験

(1)単位認定試験は、出願時に登録した学習センターにおいて受験します。

(2)放送大学の単位認定試験が本学の定期試験などと重なった場合、いずれかの試験が受験できなくなります。この試験期日の重なりについては、本学及び放送大学ともに特別措置等は行いませんので、出願時にあらかじめ放送大学の試験日を確認するなどして十分注意して下さい(放送大学の単位認定試験を受験できなかった場合でも、納入した授業料は返金されません)。

■その他

(1)出願後の履修科目の変更は、授業科目コード番号の記入ミスであってもできません。

(2)通信指導または単位認定試験が、不合格または受験しなかった(未提出を含む)場合、次学期1回に限り、再度受験をすることができます。その場合、授業料の納入は不要です。

(3)その他、詳細については、教務課①番窓口(学部教務係)へお問合せ下さい。

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