課程の特徴と目的
課程の紹介
先端工学基礎課程は,昼間働きながら総合コミュニケーション科学に関わる先端分野を学びたいという人のための課程で,平日の夜間と土曜日に授業を開講しますが,昼間にある学科の授業の一部も履修することができます. 1,2年次では,ものづくりマインドを育成しながら工学基礎を徹底して学び, 3年次からは2つの専門プログラムのどちらかを必須選択して専門性を養います.産業界における技術的課題について,その内容を工学的に読み解いて解決手段を探し出すことができる基礎力とさまざまな分野への適応力を身につけます.
課程の特徴
1.月曜日から金曜日は17時50分から21時まで,土曜日は9時から17時45分まで授業が行われ,4年間で卒業できるようにカリキュラムが編成されています.
2.社会人コースとインターンシップコースの2つの履修タイプがあり,1~2年次に数学や物理学さらに電磁気学,電気回路学,プログラミング等の基礎をしっかり学んだ後,3年次からは「情報・メディア・通信」系と「電子・機械・制御」系の2つの専門プログラムのどちらかを選択し履修していきます.
3.卒業生には昼間コースと同じに学士の学位が授与され,大学院への進学の道も開かれています.
4.一定の条件内で,昼間コースの授業を30単位(13~15科目程度)まで受講することができます.
5.最大8年間を掛けて卒業必要単位を修得する長期履修学生制度があります.
6.放送大学の単位を認定する制度があります.教養科目として位置付けられる総合文化科目に関して,テレビ放送やラジオ放送によって自宅で受講可能な放送大学の講義の単位を卒業単位として認定します.
7.本課程は夜間主コースであるため,年間授業料は通常の昼間コースの半額です.しかしながら,教育カリキュラムは昼間コースに匹敵する程度に充実しており,卒業必要単位数は昼間コースの128単位に対して本課程は124単位で,ほぼ同じになっています.